次に私が買いたいメイソンピアソン!高級ヘアブラシの魅力を再認識
先日、メイソンピアソンの美髪アカデミーに参加してきました。
メイソンピアソンは、150年以上の歴史を持つロンドンの高級ヘアブラシブランド。
昨年ロンドンに行ったときに探してみたら、老舗百貨店リバティ ロンドンに
並んでいました。ただ、日本での販売価格と比べても、それほど安くなく、
しかも、全種類がずらりと並ぶのを比較出来る感じでもなかったので購入せず。
全種類ラインナップ&テスターが並び、あわよくば接客とか受けられたらいいなと
思っていたイメージとは違いました。現実は、セルフピックアップ出来るコーナーの
一角に一部が置いてあるのみ。コームもクリーニングブラシも無かったしネ。
(帰国後に日本のメイソンピアソンオンラインショップで購入しました)
なので、今回楽しみにしていたメイソンピアソンの美髪アカデミー!
メイソンピアソンの製法やこだわり、お手入れ方法などを学ぶことが出来ました。
メイソンピアソンには、北インド産の希少な猪毛(黒毛)が使われています。
猪毛を使ったヘアブラシは他にもあるけれど、猪毛にも質の違いがあるよう。
それは他の猪毛ブラシと触り比べてみれば明らかでした。
メイソンピアソンが一番コシがあり、しっかりしています。
猪毛は、豚毛と比べ非常に硬いため、地肌まで毛が届き、頭皮を刺激することで
地肌の血行を促進してくれるという頭皮マッサージの効果が期待出来るそうです。
また、水分・油分が適度に含まれていることで、静電気が起こりにくく、
とかすことで髪にまとまりが出やすくなるのだとか。
そして、猪毛の硬さは、髪の汚れをやさしく落としてくれるのだと思います。
実際、ワタシがシャンプー前のブラッシングに使った中で、一番シャンプーが
良く泡立ち、髪がツヤツヤ、サラサラでまとまりが良く仕上がったと実感したのが
メイソンピアソンの「ポケットブリッスル」(猪毛100%)でした。
(左がメイソンピアソン、右が一般的なブラシ)
メイソンピアソンは、熟練の職人が1つ1つ手作業で作っているということ。
内側の構造を見てみると、毛を中まで深く差し込み、織り込んでいるのが判ります。
一般的なブラシは適度な長さでカットし、接着剤で固めているという製法。
メイソンピアソンは時間がかかるし、手作業でないと作れないわ〜と実感する作りでした。
カーブを帯びたフォルムは、中が空洞になった中空構造で、
先端に空気の抜ける穴があります。これにより、程よいクッション性が保て、
硬い猪毛を頭皮に当てても傷めることがなく、適度なタッチでブラッシングが可能に。
さらにこの日は、ヘアブラシのお手入れ方法も教えていただきました。
メイソンピアソンのブラシには、ハンディ以上のサイズで専用のクリーニングブラシが
付属しています。「ポケットブリッスル」を持っていたワタシは単品で買いました。
ドライ(水なし)の場合は、クリーニングブラシとヘアブラシを合わせ、
ヘアブラシの柄の方から先端に向かって動かし、絡まった髪の毛やほこりを
やさしくかき出します。十字を切るように別方向にもかけると良いそう。
通常のお手入れは、このドライクリーニングを推奨しています。
ウエット(水洗い)の場合は、ぬるま湯で石けん水を泡立てたものを使用。
クリーニングブラシを浸し、空気穴があるヘアブラシの先端を真下に向けた状態で
クリーニングブラシをこするようにして汚れを落とします。
すすぐときも、クリーニングブラシを水ですすぎ、こすり合わせて、
ブラシについた石けんを落とすとのこと。ブラシ本体は直接すすぎません。
仕上げも、タオルなどは使わず、振るなどして水気を切ってから
ブラシを逆さまにして陰干しし、室内で自然乾燥させるのがポイント。
なかなか難易度が高いですが、特に汚れがひどい場合以外は必要がないそうです。
過度な水洗いはブラシを傷める原因にもなるんだって。
後半では自由にブラシをお試しさせていただきましたが、
ワタシは猪毛+ナイロンのミックスタイプが使いやすいと思いました。
最初に猪毛100%の「ポケットブリッスル」を使ったら、少し痛かったワタシ。
慣れるまでは違和感がありました。
それがミックスタイプでは、全く感じなかったという!
使いやすく、「梳かした感」と肌あたりの良さを両立しています。
最初は硬くも柔らかくもない猪毛100%のスタンダードタイプからスタートするのが
良いのかな?と思っていたけれど、エントリーモデルはミップスタイプだったのかも?
迷っていたサイズ感に関しては、使い比べてみた結果、
ワタシにはジュニアサイズが良いように思いました。
ミックスタイプは、ポケット、ハンディ、ジュニア、ポピュラーの4サイズ展開です。
4タイプとも毛の長さは、ほぼ同じですが、やはり面積の違いが影響する印象。
毛量にもよりますが(ワタシは多い)、ジュニアくらいが快適でした。
ポケットサイズは携帯には良いけれどネ。(今も携帯メインで使っています)
ということで、ワタシが次に買いたいメイソンピアソンは「ジュニアミックス」!
メイソンピアソンをはじめて買うひとにも「ジュニアミックス」が良いと思います。
実際、ミックスタイプは、美容師さんの支持率もNo.1なのだとか。
100均でもヘアブラシが買えることを考えると、メイソンピアソンは高価です。
でも、ワタシはメイソンピアソンを使ってみて、今まで使っていたのは
ただもつれをほどいて、汚れを落としているだけに近かったのではないか、
それは本当の意味での「ブラシ」ではなかったのではないかと思いました。
本当の意味での「ブラシ」を使うと、ブラッシングだけで、ツヤも出るし、
しなやかな質感に整えてくれる。そんなことを教えてくれたアイテムです。
購入はこちら→メイソンピアソン
関 連 記 事 |
・欲しかったメイソンピアソンのクリーニングブラシとスタイリングコーム ・ヘアブラシ界のロールスロイス メイソンピアソン「ポケットブリッスル」 ・実録「ミネコラパーフェクト3」ホームケアだけで髪質はここまで変わる! ・ヘアドネーションのためにステップボーンカットで髪を30センチ以上切りました ・髪の静電気対策ヘアブラシ「デュボア 静電気除去スタイリングブラシ」 |
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